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まず,最初の豆知識。税金には特例措置といって,もともと決まっている税額を安くしたり税率を低くしたりする特別な取り扱いがあります。ただし,と・く・べ・つ・なので誰でも何にでもというわけにはいきません。いろいろと複雑な条件がありますので,詳しくは,税務署など税の専門家に相談・確認することが大事です。


さて,家づくりは,土地代,建築費など,多くのお金(資金)が必要です。ご自分の貯金だけでは足りない場合がほとんどでしょう。また,銀行の住宅ローンを利用するにしても,借りる額は出来るだけ少ないほうが良いですよね。もし,ご両親が資金援助してくれるとしたら,とてもありがたいことです。が,このとき「贈与税」という税金が課せられます。でも,ご安心あれ。「贈与税」は,いますぐに支払わなくても良いのです。相続時精算課税制度といって,ご両親がお亡くなりになったとき,「相続税」と一括して精算できる制度があります。「相続税」の基礎控除額は,かなり高額(5,000万円+1,000万円×法定相続人の数)なので,ある程度の資金援助であれば,基礎控除のなかで相殺され,「贈与税」は無し!というケースもあり得ます。なお,この制度を利用するときは,「利用します。」と税務署に申告する必要があります。ご注意ください!

さあ,家づくりの資金調達にめどがつきました。次は,契約です。不動産の売買,建物の請負,住宅ローンの借用など,これらの書類を取り交わすとき,収入印紙を貼らないといけません。これは「印紙税」という税金にあたります。でも,いまは特例措置があり,本来法律で決まっている税額が減額されています。余分な「印紙税」を支払わないよう,印紙を貼る前によく確認してください。ご注意を!

さて,無事に契約が終わり,工事も完成し,いよいよ新しい我が家を受け取る瞬間がやってきました。一番ワクワクするときですね。このとき,自分の財産を守るため登記手続きを行いますが「登録免許税」という税金がかかります。しかし,「印紙税」と同じく,いまは特例措置があり,本来法律で決まっている税率が減率されています。登記手続きは専門家である司法書士に依頼するケースがほとんどです。「登録免許税」のややこしい計算は司法書士に任せてしまいましょう!

そのほか,不動産を取得したということで,文字通り「不動産取得税」という税金が課せられます。これにも特例措置がありまして,広〜い土地を購入し,そこに大邸宅を建てれば別ですが,一般的な物件では,「不動産取得税」がゼロ〜数万円というケースも多く見受けられます。なお,「贈与税」と同じく,「特例措置を受けます。」と都道府県税事務所に申告しないといけません。ご注意ください!

さて,最後に,不動産を所有する限り,ず〜っと税金を払い続けないといけない大物をご紹介します。「固定資産税」です。毎年1月1日,土地や建物の所有者として固定資産課税台帳に登録されている人に課税されるものです。課税額は土地や建物の評価額に各市町村が定めた税率が乗じられて算定されます。また,よく似た税金として「都市計画税」があり,都会に住む人はたいてい課税されています。

はてさて,一国一城の主になるには,多くの税金を支払わないといけませんね。しかし,納税は国民の義務です。キッチリ税金を納め,新しい我が家での幸せな生活を思い描き,楽しく家づくりをしていきましょう!おっと,誰もがよく知っているので,うっかり紹介するのを忘れてしまいました。そう「消費税」です。土地代は非課税ですが,建物代や建築請負代には消費税がかかります。結構大きな額です。これも「税金」であることを,ゆめゆめお忘れなく!
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